Facebookの開発ロードマップ--デベロッパーの声に応える数々の変更点 - (page 4)

文:Josh Lowensohn(CNET News) 翻訳校正:川村インターナショナル2009年11月04日 07時45分

不適切なデベロッパーの排除

 外見上の変更やバックエンドでの変更のほかに、Facebookは、同サイトのルールや規約に従わないデベロッパーやアプリケーションへの対処を強化することにも取り組んでいる。プラットフォームポリシーを14ページからわずか3ページにまで簡素化することも、その取り組みの1つだ。Beard氏は、余分な文言を削除したので、より多くの人に読んでもらえるのでは、と述べている。

 Facebookは、ポリシーの見直しに加えて、ある程度以上使用されているアプリケーションを1つずつ検証する代わりに、6カ月前に開始した認定アプリケーションプログラムを廃止する意向だ。つまり、Facebookは、同社サービス上のすべてのアプリケーションを評価して、同社のガイドラインに従っていることを確認し、これまでのやり方では見過ごしてしまう可能性のあるアプリケーションを排除しようとしている。

そのほかの関連事項

  • Facebookのキャンバスページには、上部に特別な青色のバーが表示され、Facebookのブランド表示とユーザーインターフェースの多くが取り除かれる。この変更は、主にデベロッパー独自のキャンバスページをより没入的にするためだとBeard氏は述べている。
  • プロフィールのボックスは表示されなくなり、タブは若干幅が狭くなる。
  • 新しいFacebookゲームタブには、スコアボード機能が実装されるかもしれない。
  • Facebookは友達選択機能を見直しており、招待したりメッセージを送ったりする友達を選択する際に、友達を分類するために使用しているものと同じフィルタを使用できるようになる。また、最近のアクティビティまたはアクティビティ全体に基づいて候補ユーザーの短いリストを表示する方法にも同社は取り組んでいる。
  • デベロッパーは、「Facebook Platform」のステータスをリアルタイムで見ることができるようになる。これはTwitterのステータスブログのようなもので、すべての既知の問題や、FacebookのAPIにどのような影響があるかが示される。

 新しいデベロッパー向けAPIに関する詳細は、Facebookのデベロッパー向けサイトで見ることができる。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。原文へ

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