カリフォルニア州パロアルト発--Facebookは米国時間10月28日、新しい開発ロードマップを発表し、同社が今後3カ月から6カ月の間に実装する予定の変更や機能を明らかにした。
変更の多くは比較的小規模なもので、ユーザーインターフェースの特定の部分を再調整するだけだ。しかし同社は、不適切なアプリケーションを取り締まったり、デベロッパーに対してユーザーの電子メールアドレスを入手することやFacebookの外にFacebookに似たサイトを作成することを許可したりするなど、いくつかの大きな動きも見せている。
Facebookのプラットフォームマーケティング担当ディレクターEthan Beard氏は、当地のFacebook本社でプレゼンテーションを行った。同氏によると、常々デベロッパーから同社に寄せられている意見の1つは、自分たちは同社が何に取り組んでいるかを前もって知る必要があり、それも、短期間の開発についてだけでなく、1年先のことについても知る必要があるという意見だという。「みなさんはFacebookの中で何が進行しているかを知りたいのではないだろうか。今日は、予測可能性をこれまでよりはるかに高めるための日だ」(Beard氏)
その予測可能性の中心となるのが同社のロードマップであり、これは現在同社の新しいデベロッパー向けサイトに置かれている。このロードマップは常に最新の状態に保たれ、新しい項目、予定された変更、APIが発表され次第盛り込まれる、とBeard氏は言う。また同社は、バグリストを一般公開することも予定している。これによりデベロッパーは、Facebookが取り組んでいるサイト上の問題と、それらの修正に対する優先順位を知ることができる。
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