Facebookの開発チームは開発者ブログで、サードパーティーアプリケーションのディレクトリのリストおよびカタログ化について新しい方針を発表した。最大の変化は、「認定アプリケーション」プログラムが一般に公開されることだ。
このプログラムは2008年11月に発表されていたものだ。基本的には、Facebookが375ドルで開発者のアプリケーションをレビューしてセキュリティと透明性の基準を満たしているかを確認し、基準を満たすアプリケーションには認定バッジが付与される、というものだ。
Facebookネットワーク内でフィッシング攻撃が発生したことから、ここ数週間、Facebookのセキュリティがニュースの見出しをにぎわしている。ほとんどの騒ぎはすぐに落ち着き、多くはサードパーティーのアプリケーションが関係しているものではなかったが、認定アプリケーションシステムを公開することは、Facebookのイメージ対策として効果がありそうだ。
「アプリケーションが信頼でき、意味があり(娯楽価値であろうと、あるいは利用価値であろうと)、容易に見つけられるようにすることは、開発者の成功やユーザーの関与、そして全体としてのエコシステム発展の支援にとって重要なことだ」とFacebookのJerry Cain氏はブログに記している。
認定を受けたアプリケーションは、ディレクトリの上位に掲載される。これは、Facebookのディレクトリに5万2000以上のアプリケーションが並んでいることを考えると、大きなメリットになる。Facebookはまた、ディレクトリのカテゴリシステムもアップグレードし、探しているアプリケーションを容易に見つけられるようになるという。
Cain氏によると、これらすべては数週間のうちに実施する予定だという。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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