注目されるTwitter、記者が感じるその魅力とは - (page 3)

Twitterは人と人の距離を縮める

永井:普段取材では会えないような、企業の現場にいる人の生の声が聞けるのは楽しいですね。それから、以前海外取材に行ったときに一人で夜中に仕事をしていて「さみしいんです」と言ったら、知らない人がたくさんリアクションをしてくれて、「ネットって温かいなぁ」と思いました(笑)

 ほかにも、「父親の誕生日プレゼント何がいいかな」と尋ねたら、いろいろなアドバイスをもらいました。知らない人とでも、気軽にコミュニケーションできるところはTwitterの魅力の1つだと思います。

津田:Q&Aサービスとしてすごく良いですよね。例えば「渋谷でどこかいいお店ある?」と聞くといろいろな人が教えてくれたり。もちろん、悪意あるコメントもありますが、たくさんの人がつぶやいて流れていくので、悪意のあるものもすぐに流れていくから、そういうものもあまり引きずりにくい感じは受けますね。

マッキー:私は、友だちと会ったときに話が早いというのは感じます。例えば、Twitterで映画の話を書いていると、「週末何してた?」ではなくて「週末見た映画どうだった?」というところから話が始まる。

津田:初対面の人でも、Twitterでつながっていると昔から友達だったかのような感じになれますよね。

永井:社内のコミュニケーションツールとしても使えると思います。以前、会社で頂いたお菓子の賞味期限が切れそうだったのでTwitterでつぶやいたところ、社内の人が見ていて翌日にはきれいになくなっていました(笑)

マッキー:駅の伝言板みたいですね。知らない人も書いているし、知っている人のメッセージもあって、みんなで見て楽しむという。

津田:9月からCNET Japanも朝日新聞グループに入ったことですし、今後はTwitterでも何か両社が一緒にできると良いですね。

マッキー:そうですね。たとえばあるイベントに対して、朝日新聞はこう見る、CNET Japanはこう見る、というのがTwitter上で見られると面白いですね。

永井:取材でも連携できるといいですね。お互い強みを持つ分野も違うと思うので、補いあうような形になれたらと思います。

津田大介氏、マッキー、永井美智子記者

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