Twitterの共同創設者であるBiz Stone氏は米国時間8月20日、2009年の終わりまでに収益モデルを発表するという同社の目標について、VentureBeatとのインタビューで詳しく話した。Stone氏によると、予想通り、その収益モデルには、同社のマイクロブロギングプラットフォームを使ってマーケティング、顧客関係、宣伝などを行っている企業に対し、有料アカウントを提供することが含まれているという。これは、Twitterが1年ほど前から示唆してきたことだ。
詳細については、ほとんど明らかになっていない。しかし、有料アカウントに、Twitterの既存APIでは利用できない統計や分析の機能が追加されるのは間違いないだろう。ビジネス関連のアプリケーション向けに、全く別個の「商用API」が用意される可能性もある。Twitterは2009年、著名ユーザー向けにアカウント認証プロセスの提供を開始したが、有料アカウントはそれに続く動きだ。
実際に、Stone氏がMarshall氏に話したところによると、これらのアカウントの第1テスト段階は、いくつかの企業内で既に始まっているという。Twitterのマーケティング天国としての地位を考えると、おそらく、これはよく売れる製品になるだろう。また、これまでに5500万ドルのベンチャー資金を獲得しているTwitterは、まだ利益を上げていないので、これは良い知らせだろう。
Marshall氏は重要なことを指摘している。「誰がTwitterを商用目的に利用していて、誰が個人的理由で利用しているかを探り出して、その後で料金を請求するのは難しいかもしれない。従って、Twitterの狙いは、人々がお金を払ってでも使いたいと思うような機能群を構築することだ」(Marshall氏)。Stone氏はインタビューの中で、普通のTwitterユーザーが支払いを強制されることはないと明言した。
もう1つ、面白い余談を紹介しておこう。Stone氏によれば、Twitterは、8月にFacebookが買収したソーシャルネットワークアグリゲーターのFriendFeedの買収を狙っていたという。
この記事は海外CBS Interactive発の記事をシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。 原文へ
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