ということで、このZ2もなかなか悪くない端末だ。なにせ1000円ですからねー、壊れても文句言う気すら起きないくらいである。ところがしばらく使っていたら、やっぱり問題が発生してしまったのね。しかも致命的な問題なので困ったものだ。というのもこのZ2、なんと電池の充電ができないのだ。付属のUSB変換型ACアダプタを接続すると「Warning Invalid Charger!」の画面警告と共にアラームがなってしまう!ってことは電池が無くなったら使い捨てですか?(涙)。まさかNokiaの電池を買ってきてそれを入れろってか?
仕方ないのでまた広州まで繰り出して「充電できないじゃん!」とクレームしたら、明快な回答。「だから安いんだよ。充電できたらそんな値段じゃ売らないよ」だそうだ(笑)。そもそも買ったのは不用品などを売っている現金問屋のような店であり、まともなケータイショップじゃない。もちろん保証も無い。まぁ1000円ケータイに保証なんて付けたらそれこそやってられないだろう。こりゃ工場から廃棄された不良品の転売だったのかもしれない。
「じゃーどーすんのよこれ」「あれ買えばいいだろ」「あ、あれね」「うちで売ってるよ、10元ね」。ということで以前もご紹介した、クリップタイプの電池充電器を100円ちょいで買って一件落着。「充電できなきゃ抜本的な解決策になっていない」と思うようじゃ、投売りトンデモケータイとまともなお付き合いなんてできないのだ。掘り出し物もあればジャンクもある、安いものにはやっぱり理由があったのね。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
地味ながら負荷の高い議事録作成作業に衝撃
使って納得「自動議事録作成マシン」の実力
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
「もったいない」という気持ちを原動力に
地場企業とともに拓く食の未来