人気の高いブログネットワークGawker Mediaは米国時間8月4日午前、ブログ投稿の中で、ハッカーらが分散型サービス拒否(DDoS)攻撃を仕掛けたため、直前の週末から8月3日月曜日にかけて同社のサービスが散発的にダウンしたことを明らかにした。
CNET Newsが8月3日にGawker Mediaの関係者から話を聞いた時、彼らはまだ何が原因でダウンしているのかを確認していなかったが、悪意ある行為の可能性も排除していなかった。
今回の攻撃は、Consumeristというブログが起点になっていたとみられる。Gawkerは2008年12月、「Consumer Reports」の発行元である米国の非営利消費者団体Consumers UnionにConsumeristを売却したが、同ブログは今もGawkerと同一のサーバにホストされている。現時点で攻撃の裏にある動機は不明だ。
ニューヨークに拠点を置くGawker Mediaは、過去数年にわたって同社の数多くのブログサイトを売却したり合併させたりしてきたが、GizmodoやJezebel、そして代表的なGawkerなど、複数の超有名ブログサイトを依然として保有している。
DDoS攻撃を仕掛けるハッカーは、複数の拠点から大量のアクセスをサイトに殺到させ、サイトをダウンさせる。彼らは、ホスティング企業全体をサービス停止に追い込むことも可能だ。
この記事は海外CBS Interactive発の記事をシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。原文へ
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