携帯ゲーム機「ニンテンドーDS」用ソフトを違法に複製し、ネットで販売したとして逮捕されていた男性に、京都地裁が実刑判決を言い渡した。判決内容は懲役2年6カ月、罰金200万円、追徴金約713万円となっている。
実刑判決が下ったのは、大阪府在住の男性。判決によると、同被告は2008年7〜8月、自ら開設したホームページ上で、DS用ソフトを不正コピーしたデータを販売していたとして逮捕された。ゲームソフトの著作権法違反として逮捕者が出たのは全国ではじめて。
判決を言い渡した、栩木(とちぎ)純一裁判官は「巨額な製作費を投じてゲームソフトを制作した著作権者の努力を踏みにじった」と述べ、著作権者が被った多額の損害を認め、求刑どおりの罰金と実刑を言い渡した。
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