筆者はペアレンタルコントロールの大ファンではないが、それはおそらく筆者が親ではないからであろう。
もしペアレンタルコントロールに関心があり、「iBoss Home Parental Control Wireless-N」ルータの包括的なペアレンタルコントロール機能が、年間利用料金を支払ってでも価値ある製品だと感じているのであれば、Netgearの新製品でもっと手軽に対応可能となるだろう。
Netgearは米国時間8月4日、OpenDNSと共同開発を進めた包括的なウェブフィルタリング機能「Live Parental Controls」を発表した。
同機能は、50以上のコンテンツカテゴリに基づくフィルタリングにより、搭載されるルータへと接続する全デバイスのインターネットアクセスの制限を保護者や中小企業に対して提供する。Live Parental Controlsでは、より柔軟な設定機能やモバイル機器からの遠隔管理など、他のペアレンタルコントロールソリューションに備わらない包括的なフィルタリング機能がセット提供されている。
なによりも新機能の中ですばらしいのは、このすべてを無料で利用でき、Netgearが発売する新たなルータに標準で搭載されるという点である。Netgearが提供する最初の搭載製品は、「Wireless-N 300 WNR2000」ルータである。Netgearは、今後発売するルータやインターネットゲートウェイにも、Live Parental Controlsを搭載して提供する予定である。
Wireless-N 300 WNR2000は、80ドル未満で現在購入可能であり、とりわけiBossの製品と比較しても、Live Parental Controlsがセットされているにもかかわらず、非常にリーズナブルな価格設定がなされている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事をシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。 原文へ
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