この両面ケータイ、表も裏もデザインは一緒。もしかして薄型ケータイを2枚張り合わせただけなんて、かなり安易な作りなんじゃないだろうか?また本体も小型でシンプルな作りだけに、もしかして簡単に分解できちゃうんじゃないのかなー?てなことでやっちゃいました!はい、このDUO 2000を分解しちゃいました。これおそらく世界初の快挙(と信じたい)。
でも分解は実は簡単。充電端子上のネジをはずしたら、あとは側面に爪などを入れていけば本体がきれいにはずれていく。特にトリッキーな作りはしておらず、内部はユニット化されているようだ。分解開始からわずか数分でバラバラにすることができる。
で、中を見るとやっぱり薄型ケータイを2枚張り合わせただけだった(笑)。ちなみに電池は大型で端子が2つ。すなわち本体側面の両方の充電端子、どちらからでも充電できるということのようだ。両面ケータイだけに電池も別々、それぞれ充電する仕様だったらめんどーだなーと思っていたけど、さすがにそのあたりは使い勝手を考えているらしい。
しかし分解してみると改めて「何で両面?片面=1枚でもよかったんじゃないの?」と思ってしまう。メーカーには何らかの考えがあるのだろうが、なぜこんなものを作ったのか全く想像できないのだ。なにせ薄型ケータイの2枚張り合わせ、すなわちこれ、両方のケータイが同時に使えちゃうって構造じゃないですか。フツーならどっかのユニットを共通化して両面切り替えたり転送したりとそれなりの機能を搭載してもよさそうだし……。
そう、実はこのDUO 2000にはトンデモない経歴があったのだ……。
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