ではこのペンギンケータイを使ってみよう。バッテリはお腹の部分を開けて入れるのがお茶目。なお充電口は右後頭部あたりにある。そして左右の手の後ろ側にはそれぞれSIMカードスロットとmicroSDカードスロットが備わっている。カードスロットを左右対称に配置するなどデザインも凝っているようだ。
んじゃまずはSIMカードを入れて……と思ったのだが、いきなり問題発生。SIMカードスロットが開かない!どうやら爪先を入れて開けるのだが、隙間が狭いため爪が伸びていないとまったく入らず引っ掛けようがないのだ。時計ドライバーを使ってみたが硬すぎるためかダメ。結局爪の長い女性に頼んでカバーを開けてもらったのだが、本体を小さく、そして局面部分にスロットを搭載したせいで蓋の開け閉めがしにくくなっているようだ。microSDカードスロットも同様で、メモリやSIMカードを頻繁に入れ替えるのは無理っぽい。このあたりは精度が高いというより、やっぱりトンデモクオリティーなのだろう。
ケータイとして使うには、ペンギンの体を前後にガバッと開けばよい。すると折りたたみケータイのごとく内側にディスプレイと数字キーパッドが現れるのだ。十字方向キーの真ん中にペンギンの足跡があるのがアクセントになっている。ちなみにこの状態で手に持つと、両手やくちばしなどの出っ張りが適度に手のひらに引っかかり結構持ちやすい。見た目とは裏腹に意外と使いやすいかもしれないと思わせてくれるのだ。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
パナソニックのBioSHADOWが誘う
心地良い室内空間のつくりかた