「iSight」の内蔵:カメラが内蔵されれば、このようなデバイスがモバイルビデオ会議システムとなる可能性がある。どこでもビデオ会議ができることでビジネス用途向けに大きな効用があるし、コンシューマーにとっても、例えば親元を離れて大学に通い始めた学生が、ノートブックが手元にないときでも親と顔を見ながら会話するといった形で利用できる。
1回の充電で複数の長編映画を観られること:7インチ前後のスクリーンを搭載したMacタブレットは、うわさされているように、おそらくメディア再生を主な用途としたものとなるため、長時間飛行機に乗っているときに長編映画を観ることができればとても素晴らしいだろう。コンシューマー製品の開発研究を行うサンフランシスコのMoto Development GroupのCEOであるDaniell Hebert氏は「電力消費のパフォーマンスが優れていれば、それが可能になる」と述べる。それはつまり、スクリーンはバッテリを過剰に消費するほど大きいものであってはならないということであり、またバックグラウンドのアプリケーションの処理方法も重要になるということを意味する。
電子ブックリーダとして使えること:電子ブックは話題の分野だ。Steve Jobs氏は、「人々はもはや読書などしない」と語ったことがあるが、同氏は、ある製品カテゴリに飛びつく前に非難することで知られている。Appleは、多くの電子ブックリーダアプリケーションをApp Storeで承認しており、画面がより大きくなるという可能性は、本や新聞記事を読むことにおいて非常に魅力的となるであろう。
価格が適正であること:Appleが安売りをしないことは知られている。同社がネットブックを作らないと繰り返し言っているのも同じ理由だ。Appleのタブレットは、MacBookの中で最も安価なモデルの価格999ドルよりも低くなると思われる。Piper JaffrayのAppleウォッチャーGene Munster氏も500〜700ドルの間になるだろうと考えている。32GバイトのiPod touchが399ドルで、Kindle DXが489ドルならば、500ドルを大きく上回ることはないだろう。
来週開催のWorldwide Developers Conference(WWDC)でAppleのタブレットについて言及されるのではないかと期待している人もいるが、その可能性は低いだろう。近年のWWDCはほとんどiPhoneに焦点を置いているという事実に加えて、Munster氏によると、海外メーカーの情報筋は、そのようなタブレットデバイスの準備ができるのは早くとも2010年になると考えているという。
この記事は海外CBS Interactive発の記事をシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。原文へ
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