現在策定中のHTML 5標準の機能の1つであるローカルストレージは、性能を向上させ、ウェブアプリケーションがオフラインでも動作しやすくするものだが、ChromeのプログラマーAaron Boodman氏によれば、「本当にもうすぐ」使えるようになるという。RSSフィードの登録機能についても、作業が進んでいる。
Google ChromeプログラムマネージャのMark Larson氏は、5月8日のブログ記事で、「いくつかの刺激的な新しい機能が登場する見込みなので、Devチャンネルに注目して欲しい」と述べている。
普段の通りウェブサーフィンをする際に一番困ることは、広く利用されているAdobe SystemsのFlashが使えないことだった。確かにこれは、Intelが展開する広告「Sponsors of Tomorrow」のデモを見なくてもいいということだが、YouTubeが動かないということでもあり、これは最悪だ。
また、今回のテスト中にわたしは3回のクラッシュを経験したが、そのどれも、特別な使い方をしていたわけではない時に起きた。1回目は、Gmailのメッセージのリンクをクリックしたときで、このときはブラウザ全体が落ちた。後の2回は、Google Translateを使っていたときとFacebookのチャットを使っていたときで、これらの場合はそのタブだけがクラッシュし、他の部分には何の支障もなかった。
1日に3回のクラッシュはひどいことだが、これはテストされていないソフトウェアのことであり、開発者を責めることはできない。
他にも問題があった。Gmailでは添付ファイルがうまく動作せず、Gmailのメッセージを閲覧するときには、ラベルは横に並ぶのではなく重なって表示されてしまう。他のウェブページ閲覧の際にもいくらか問題に遭遇した。例えば、私はダウンロードの状況を表示させたり、前のページに戻ったりするためのキーボードショートカットが欲しくなった。Google Docsは、URLに"?browserok=true"オプションを追加しないと見ることができず、他の一部のサイトでも、ページ上のフレームの処理に問題があった。
しかし、ほとんどのページはうまく表示でき、以前私が新しいブラウザでの表示で問題を経験したYahoo MailやMicrosoft Hotmailなどのページも大丈夫だった。ほとんどの単純なウェブページは問題なく表示され、表示が崩れるのは複雑なJavaScriptの処理を扱う場合のみだった。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
企業や自治体、教育機関で再び注目を集める
身近なメタバース活用を実現する
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
パナソニックのV2H蓄電システムで創る
エコなのに快適な未来の住宅環境
OMO戦略や小売DXの実現へ
顧客満足度を高めるデータ活用5つの打ち手