ソニーのBlu-ray Discレコーダーに2009年春夏モデルの「BDZ-A950」と「BDZ-A750」が加わった。目玉機能はソニーBlu-ray Discレコーダー初の「アクトビラ」対応と、高画質化回路「CREAS」の搭載だ。
ソニーのBlu-ray Discレコーダーは高画質のシアターモデル「Xシリーズ」、ほかのシリーズよりも簡単にホームビデオの作成が可能なファミリーモデルの「Lシリーズ」、テレビ録画を快適にできるベーシックモデルの「Tシリーズ」、そして今回紹介する動画持ち出しが便利な多機能モデルの「Aシリーズ」の4ラインで構成されている。今回リニューアルされたのは、録画番組をデジタルミュージックプレーヤー「WALKMAN」や「プレイステーション・ポータブル(PSP)に転送できるAシリーズだ。
BDZ-A950には500GバイトのHDDが搭載され、ハイビジョン映像を最長約245時間録画できる。下位モデルのBDZ-A750は320GバイトのHDDを搭載し、ハイビジョン番組の録画時間は最長で約153時間だ。この2機種はHDD容量以外の仕様が共通しており、家族で共有したり、多くの番組を録画するならHDD容量の多いBDZ-A950を選ぶといいだろう。今回は下位モデルのBDZ-A750を使ってテストした。
本体はピアノフィニッシュを思わせる艶やかな素材を使っている。端子系ではUSB端子が2系統へ増え、「おでかけ転送」機能に対応する機器とデジタルビデオカメラ「HANDYCAM」などのUSB接続対応のムービーを同時に接続できるようになった。
従来前面のUSB端子はメインパネルを開けなくても利用できたが、今回のモデルではフロントのUSBポートはメインパネル内の収められたので、利用時にはフロントパネルを開けっ放しにしなければならない。設置時に長めのUSBケーブルを背面に接続しておき、日ごろ使う機器はフロントパネルを開けなくても接続できるように工夫するといいだろう。
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