ソニーは3月26日、Blu-ray Discレコーダーに「アクトビラ ビデオ/ダウンロード」機能を内蔵した「BDZ-A950」(A950)、「BDZ-A750」(A750)を発表した。業界初となるアクトビラコンテンツのポータブル機器へのダビングにも対応している。発売は4月24日。価格はオープンだが、店頭想定価格はA950が17万円前後、A750が14万円前後となる。
アクトビラのダウンロードコンテンツには、最大2回まで(コンテンツによっては1回)というダビング制限があり、Blu-ray Disc、iVDRなどへのダビングがサポートされていた。今回は、ウォークマン、PSPなどのポータブル機器へのダビング「おでかけ転送」を加えたという。
ダウンロードしたコンテンツは30フレーム/768kbpsの「おでかけ転送用動画ファイル」に変換することで高速転送を実現。1時間の番組であれば約2分で転送が完了するという。本体前面には、転送用の専用ボタン「ワンタッチ転送」も装備されている。
従来どおり、通常の地上デジタル放送やBS、CS放送、ビデオカメラなど外部入力映像のおでかけ転送にも対応。ソニーでは豊富なコンテンツを持ち出せることと、ワンセグの15フレーム/412kbps画質に比べ、高画質である点がメリットとしている。
また、DLNAにも対応しているため、対応機器同士を組み合わせれば、2番組の同時再生が可能。AVC再生にも対応しているという。
本体にはUSB端子を2系統搭載。独自の高画質回路「CREAS」にも対応している。A950には500GバイトのHDD、A750には320GバイトのHDDを採用しており、両機の機能差はHDD容量と重量のみになる。
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