長い時間がかかったがついに、「Amazon Video On Demand」が高解像度(HD)で利用できるようになった。TiVoの「HD」「Series3」DVRや、「Roku Digital Video Player」、ソニーの「BRAVIA Internet Video Link」、パナソニックの「VIERA CAST」TV(そしておそらくVIERA CAST対応のBlu-ray Discプレーヤーも)を持っている人が、最初にHD品質でAmazonのコンテンツを楽しむことになる(前述の機器で、HD品質で視聴するためのソフトウェアのアップデートがすぐにも提供されるはずだ)。同様に「Windows」と「Mac」ユーザーもAmazonのウェブサイトからHDビデオコンテンツにアクセスできる。
競合のサービスと同様に、HD品質の映画は3.99ドルから4.99ドルでレンタル、テレビエピソードは各2.99ドルで購入できる(現在のところHD映画の購入はできない)。最初は500タイトルを超えるHD品質の映画およびテレビ番組が用意され、Time Warner、Sony Pictures、Metro Goldwyn Mayer(MGM)、Paramount Pictures、NBC Universalをはじめ、ほとんどの大手スタジオのコンテンツが含まれる。TiVoは同社の機器で「タイトルの大多数」にDolby Digital 5.1chサラウンドサウンドトラックを提供すると確約している。
米CNETは先週、Rokuの機器でAmazonのHDコンテンツを再生する試写会に参加することができた。既存のユーザーは、非常にシームレスにアップグレードできる。HD品質の映画およびテレビ番組用に新しいHD専用フィルタが用意され、HDコンテンツを探すためにキーボードをたたく必要はない。
Rokuボックス上での品質はとても素晴らしかった。720ピクセルの動画は非常に良いDVDに近いが、利用可能な標準解像度のコンテンツよりは明らかに優れている。Rokuボックス上ではNetflixの品質とAmazonのHDコンテンツの品質に、大きな差は見つけられなかった。しかしAmazonのインターフェースはレンタルまたは購入を画面上のインターフェースで直接選べるようになっているが、NetflixはPCから視聴キューを管理しなくてはならない。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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