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MS検索事業の巻き返し策--「自社内でもグーグル利用が約半数」からの脱却 - (page 3)

文:Ina Fried(CNET News.com) 翻訳校正:川村インターナショナル2009年04月16日 07時30分
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 Microsoftは、検索はこれまでよりはるかに優れたものにできると何年も言い続けている。しかし、少なくともこれまでのところ、この主張が本当だとコンシューマーに納得させる製品を提供できていない。

 Mehdi氏によると、Microsoftは、今回はそういった製品を提供できるだろうと考えているという。また同氏は、Microsoftが全世界の人々にGoogleの使用をやめるように説得する必要はないと述べ、必要なのは、Microsoftの検索エンジンが競争相手の製品より優れていると判断し、それを声高に述べてくれる少数派であるとしている。

 Mehdi氏は「われわれがやっていることが大好きなファン層が必要だ」と言う。ファンは多数である必要すらなく、サービスの支持者として尽くしてくれる忠実なファンであればいいと同氏は述べている。

 しかしMicrosoftは、製品自体に取り組むことで可能となる成長よりも、さらに速いペースで成長する必要もある。そこで同社の莫大な現金の蓄えが役に立つ。

 伝えられたところによると、Microsoftはまず、製品の2009年半ばのリリースに伴い、1億ドルの広告キャンペーンを計画しているという。さらに、新しいコンピュータやデバイスでMicrosoftの検索エンジンをデフォルトにしてもらうために大金を支払っている。これにはDellやLenovoとの契約も含まれている。

 Mehdi氏はこの広告費についてははっきりと述べず、また新しいサービスがいつ公開されるのかについても明かさなかったが、Microsoftは来るべきローンチにさらに多くのリソースを投入していると語った。

 「この取り組みについては十分なことを行ったと感じている。それをサポートし、強力に推進していくためにだ。これこそが、われわれがやろうとしていることだ」(Mehdi氏)

 だが、Microsoftがシェアを伸ばす可能性が最も高いのは、最も近いライバルであるYahooとの何らかの提携だろう。Microsoftは、2008年にYahoo全体の買収に失敗してから、検索分野での提携を強く求めてきた。それ以来、Yahooと不定期に話し合いを持っている。しかし、Yahooの最高経営責任者(CEO)がJerry Yang氏からCarol Bartz氏に交代し、ここ数カ月は比較的動きがなかった。

 ところが先週、この話し合いがここ数カ月の間に再開したと報じられた。Bartz氏とMicrosoftのCEOであるSteve Ballmer氏が、実際に会って協議したこともあったという。

この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ

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