Microsoftは、検索事業の立て直しを図るべく、最高1億ドルを投じて大規模な広告キャンペーンを行う計画のようだ。
米広告専門サイトAdvertising Ageの記事によると、Microsoftは同キャンペーンの委託先として広告会社大手のJWTを指名する可能性が高いという。Microsoftはこの記事に関するコメントを控えた。
Microsoftは、検索分野でのYahooとの提携が失敗に終わって以来、検索事業の改革に取り組んできた。
同社は「Kumo」ブランドの下で検索事業のさまざまな改革を試してきたが、今後もKumoプロジェクトを推進していくと断言したわけではない。
しかし、Microsoftが何らかの対策を講じる必要があることは明らかだ。同社は、検索市場シェアでGoogleとYahooに大きく後れを取っているだけでなく、過去1年間は進むべき方向を誤ったため、上位のライバル企業に押されてしまった。
Microsoftの最高経営責任者(CEO)Steve Ballmer氏は講演やインタビューの中で、Microsoftは検索分野におけるYahooとの提携交渉について、前向きだと言い続けてきた。しかし、YahooのCEOを務めるCarol Bartz氏は、Microsoftとの提携にあまり乗り気ではないようだ。
この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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