GoogleはYouTubeに関連した発表でここ数日間慌ただしかった。Twitterのボタンから教育コンテンツ向けの新たなチャネルまで、複数の注目すべき発表があった。
「YouTube EDU」と呼ばれるYouTubeの最新チャネルは、単科大学や総合大学から投稿された教育コンテンツに焦点をあてたボランティアプロジェクトである。同チャネルが誇るのは、講義などのコンテンツをYouTubeに投稿した世界中の教育者からの動画だ。これらの動画はYouTubeのメインサイトから集められ、タイトルや視聴数を基に並べられる。
またGoogleは米国時間3月26日、YouTubeのすべての動画の共有オプションにTwitterでの共有を可能にするボタンを追加したことを発表した。ボタンをクリックすると、ユーザーは動画を事前に入力された「つぶやき」と共にTwitterへ送ることができるようになる。今まで動画のURLは短くされなかったが、同社はブログ投稿でこの短縮機能が「将来的に」追加されると述べた。
Googleは、ユーザーに動画のアップロード完了までどのくらい要するかを知らせるアップロード進捗告知のバーもYouTubeへ追加すると発表した。将来には、すべての動画に「estimated video processing time(動画処理予測時間)」機能が加わる計画である。
Googleのアカウントをすでに保有しているユーザーへの朗報として、Google.comの認証でユーザーがYouTubeのアカウントへログインできるようになる。ただし、YouTubeのアカウントはGoogleのアカウントと関連していなければならない。
Googleは自社のテレビ広告ビジネスをYouTubeに結びつける意向であることを明らかにしている。Googleによると、テレビ、YouTube、動画をサポートするウェブサイトに掲載される動画広告を企業に対し販売開始する予定であるという。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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