2月にバルセロナで開催されたGSMA Mobile World Congressでは、Googleの「Android」に関する最新ニュースが、続々と飛び出してくるようなことはなかったものの、数週間後にラスベガスでの開催が迫る、通信業界の展示会「CTIA Spring 2009」においては、いくらか発表が続くと期待できそうだ。明確に断言することはできないものの、興味をそそりそうなニュースをお伝えする。
HTCの最高経営責任者(CEO)であるPeter Chou氏によれば、同社は、Androidを搭載するスマートフォンを、2009年中に少なくとも3機種はリリース予定である。忘れてはならない点として、この3機種の中には、GSMAで欧州市場向けに発表された「HTC Magic」も含まれているため、少なくとも(年内に)2機種が新たに発表されると期待できそうである。
この情報は、台湾の台北で開催された、Merrill Lynchの技術カンファレンスにおいて、あるリポーターが、2009年中にHTCは、Androidを搭載するスマートフォンを5機種リリースするとのうわさの真偽を確かめるべく、Chou氏にインタビューを行った時に明らかになった。Chou氏は、HTCが「少なくとも」3機種をリリースする計画であると答えるにとどまり、それ以上はコメントするのを避けている。
サムスン、Garmin、Sony Ericssonや、他の複数メーカーも、2009年中にGoogleのAndroidを搭載するスマートフォンをリリースすべく、開発を進めており、2009年後半は、そのリリースラッシュにも期待できるかもしれない。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。 海外CNET Networksの記事へ
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス