WindowsユーザーがMacの壁を超えてOfficeソフトを使う--ビジネスで使うMacレビュー - (page 3)

Mac版Microsoft Word 2008で文書を開く

 まずは、Word文書を同じMicrosoftの製品であるMac版のWord 2008で開いてみます。結論から言えば今回はほぼパーフェクト(当たり前か……笑)。微妙な色味が異なるのはOSの違いからだとは思いますが、配置も含めて意図したとおりに表現されています。

・Word(Mac)その1:本文・図形

図形の色味が微妙に違うのですがほぼ完璧 図形の色味が微妙に違うのですがほぼ完璧(※画像をクリックすると拡大します)

・Word(Mac)その2:表

こちらも意図した表が現れた こちらも意図した表が現れた(※画像をクリックすると拡大します)

・Word(Mac)その3:グラフと写真

グラフオブジェクトで貼り付けた棒グラフはダブルクリックでWindows版と同様にExcelが立ち上がり編集できる グラフオブジェクトで貼り付けた棒グラフはダブルクリックでWindows版と同様にExcelが立ち上がり編集できる(※画像をクリックすると拡大します)

iWork’09のPages’09で文書を開く

 見た目は限りなくオリジナルに近いですが、文字修飾の部分で「丸囲い文字」や「囲み線」「ワードアート」、メタファイル内の「”から(〜)”」など一部が意図した通りに表示されていません。特に「縦書き」と「ルビ」の非サポートは教育機関などにお勤めの方は少しハードルが高いかな。年賀状データの移管もデザインによっては少し難しそうです。

ファイルを開くときに現れた警告。 ファイルを開くときに現れた警告。(※画像をクリックすると拡大します)

・Pagesその1:本文・図形

フォントもMSフォントで作成していたため一部置き換わっています フォントもMSフォントで作成していたため一部置き換わっています(※画像をクリックすると拡大します)

・Pagesその2:表

上の表にあるメタファイル内の「から“〜”」が文字化け 上の表にあるメタファイル内の「から“〜”」が文字化け(※画像をクリックすると拡大します)

・Pagesその3:グラフと写真

棒グラフは画像ファイルに置き換わっているため編集はできない 棒グラフは画像ファイルに置き換わっているため編集はできない(※画像をクリックすると拡大します)

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