WindowsユーザーがMacの壁を超えてOfficeソフトを使う--ビジネスで使うMacレビュー - (page 5)

Macの壁を超えてファイルを確認する

 さて前述の通り編集を前提にした場合は色々な準備と配慮が必要ですが、ファイルを確認するだけならば簡単にできます。それが、クイックルック機能を使って直接ファイルをプレビューする方法とPDF化して見る方法です。

クイックルックで文書をプレビューする

 クイックルックはMac OS Xの基本機能の1つで、やり方はとても簡単。該当するファイルを選択して「スペースキー」を押すだけです。オフィスファイルだけでなくさまざまなファイル形式に対応しているので気軽に中身を確認したいときに便利です(詳しくはアップルのページもご参照あれ)。

丸囲い文字やルビ、表のカラムなど一部文字が欠けている 丸囲い文字やルビ、表のカラムなど一部文字が欠けている(※画像をクリックすると拡大します)
全体ではレイアウトや内容がある程度理解できるレベルの表現力 全体ではレイアウトや内容がある程度理解できるレベルの表現力(※画像をクリックすると拡大します)

PDFで文書を共有する

 鉄板中の鉄板なので今更という感じも在りますが、Microsoft Office 2007ではPDF出力するアドインを無料でダウンロードできますし、MacはデフォルトでプリントからPDFを選択する事ができます。フォントの問題もクリアできる事が多いですので、外部の方も含めてファイルの確認や共有だけならやはりコレが有力手段でしょうか。

一番オリジナルに近い表示をMac上でできたのはPDF 一番オリジナルに近い表示をMac上でできたのはPDF(※画像をクリックすると拡大します)
MacでファイルのPDFを作成するのは「プリント」で左下の「PDF」を押すだけ MacでファイルのPDFを作成するのは「プリント」で左下の「PDF」を押すだけ(※画像をクリックすると拡大します)

次回予告

 次回はWindowsで作成した資料の活用から離れて、せっかくなのでMac側でOffice系ソフトを使って作業を行う場合のポイントなどを中心にレポートしたいと思っています。iLifeなど、アップルのアプリケーションとの連携を深めつつ、楽しくお仕事?できる気がしております、ハイ。

以下、リンク集など。

Macの壁を超えてOfficeソフトを使うための参考リンク集(おまけ)

<ダウンロード関連>

PDF保存を可能にするアドイン

 2007 Microsoft Office プログラム用
 Microsoft PDF/XPS 保存アドイン(Windows用)

OpenOffice.org 3.0

 Mac向けフリーオフィススイートのダウンロードページ

NeoOffice

 Mac向けフリーオフィススイートのダウンロードページ。

<参考サイト>

mactopia

 Microsoft社が提供するMacintoshユーザー向けポータルサイト。

iWork’09チュートリアル

 各ソフトのチュートリアルページ、アップルストアのセミナーと同じ内容がオンラインで受けられる(ただし、ネットは一部英語)

OpenOffice.org推進サイト。

 無料でOOoの各ソフトのマニュアルをダウンロードできます。まずはコレを読んで勉強……と。

OpenOffice.org Q&A

 OOoに関するQ&Aが集まっているサイト、不具合かなと思ったらまずココで確認してみる。

OpenOffice.org 3.0の解説記事

 マイコミジャーナルの解説記事、詳しい。

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