PCメーカーがCESに何を持ち込んでくるかについて、すでに明らかなリーク情報が多数飛び交っている。Dellの超薄型ラップトップの新ラインや、HPの新型「Voodoo」ゲーミングデスクトップ、Lenovoのデュアルディスプレイのワークステーションなどである。ソニーも新製品を用意しており、同社ではその新製品に関して話題を集めようと策を講じた。
ネットブックの人気は最高潮に達しており、多くの新型モデルや新しい試みが期待できる。Intelは今回のCES 2009に大規模な出展を予定しており、同社会長が基調講演を行うことになっているため、同社の「Classmate PC」に関するニュースが増え、おそらくは新モデルや新パートナーが発表されると思われる。
そのほか、新しいテクノロジもさまざまなものが登場する。おそらく数社が家庭用3D製品を発表するだろう。3D自体は決して新しいテクノロジではないが、新しい方法でコンシューマー製品に取り込まれることになる。パナソニックには3Dホームシアター製品があるが、もっとゲーム指向の強い3Dアプリケーションも発表されるはずである。2008年のCEATEC JAPAN 2008で、NECなどは3Dメガネを必要としないモバイル3Dスクリーンを発表した。しかし日本でまだコンセプト段階のものであったとすれば、米国の携帯電話での実用化はまだまだ先になるだろう。
新しいワイヤレス規格に対応した製品に注目してみよう。WHDIとWirelessHDの両方で、ワイヤレス高品位ビデオ規格を統合した製品が発表されることになっている。また、周辺装置をワイヤレス接続するワイヤレスUSBに関しても多くの出展が予定されている。
グリーンテクノロジに関しては専用パビリオンが用意され、バッテリから電球、自動車、トラックまであらゆる製品が展示されることになっている。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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