Lenovoがデュアルディスプレイの「ThinkPad」を披露する計画のようだ。
そのデュアルディスプレイを搭載したノートPCの画像を投稿したいところだが、真偽のほどが明らかではないのでここでは差し控えたい。複数のウェブサイトがこのノートPCを報じており、米国時間12月2日に誤ってIBMのサイトで公開されてしまったとされる写真を掲載している。しかし、これらウェブサイトのいずれも写真の情報源を記載していない。オリジナルのIBMへのページへはリンクが張られているが、デュアルディスプレイを搭載したノートPCの画像はそこには存在していない。
この情報は、12月4日にNotebookReview.comで報告されたのが最初のようだ。しかし、先週になって多くのサイトが互いに取り上げ始めるまで、このサイトの情報にはあまり注目が集まっていなかった。
eWeekは、「ThinkPad W700ds」というノートPCを手に入れたようで、独自の写真を掲載している。
IBMのウェブサイトでも、デュアルディスプレイの存在を認めている。同ウェブサイトによると、メインディスプレイは17インチで、セカンドディスプレイは10.6インチという。eWeekは、デュアルディスプレイの構成は、「写真家やグラフィックアーティスト、アプリケーション開発者」を対象にしていると述べている。
IBMのウェブサイトによると、セカンドディスプレイを追加することで、2ポンド強(約0.90kg強)重くなり、ノートPCの重量は最大10.9ポンド(約4.9kg)になるという。そのため、デスクトップリプレースメントのカテゴリに分類されているようだ。その他の仕様としては、CPUはIntelの「Core 2 Quad Core」か「Core 2 Dual Core」から選択でき、ソリッドステートドライブ(SSD)を構成することも可能となっている。
このノートPCは、2009年1月にラスベガスで開催の2009 International Consumer Electronics Show(CES)で正式に発表される予定だとeWeekは述べている。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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