2008年は新たな高速通信技術の商用化への道筋が見えた年でもある。
まず、KDDI陣営のUQコミュニケーションズとウィルコムは2.5GHz帯を使ったサービスの包括免許を付与された。UQコミュニケーションズはモバイルWiMAXと呼ばれるサービスを2009年2月28日までに開始する。一方のウィルコムは、「WILLCOM CORE」と呼ばれる高速化したPHSサービスを2009年6月までに開始する計画だ。
また、2010年にも開始される「LTE」(Super 3G、3.9G)も、各社が実験に乗り出した。これまで積極的に開発を進めてきたドコモだけでなく、KDDI、ソフトバンクモバイル、イー・モバイルも参入を表明。実験局の開設やベンダーの選定が進んでいる。
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