iPhone、メーカー撤退、フィルタリング--2008年モバイル業界10大ニュース - (page 7)

永井美智子(編集部)2008年12月29日 10時44分

次世代高速通信技術、始動へ

 2008年は新たな高速通信技術の商用化への道筋が見えた年でもある。

 まず、KDDI陣営のUQコミュニケーションズとウィルコムは2.5GHz帯を使ったサービスの包括免許を付与された。UQコミュニケーションズはモバイルWiMAXと呼ばれるサービスを2009年2月28日までに開始する。一方のウィルコムは、「WILLCOM CORE」と呼ばれる高速化したPHSサービスを2009年6月までに開始する計画だ。

 また、2010年にも開始される「LTE」(Super 3G、3.9G)も、各社が実験に乗り出した。これまで積極的に開発を進めてきたドコモだけでなく、KDDI、ソフトバンクモバイル、イー・モバイルも参入を表明。実験局の開設やベンダーの選定が進んでいる。

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