鳴海淳義(編集部)
2007/12/21 20:54
総務省電波監理審議会より2.5GHz帯の割り当てを受けたワイヤレスブロードバンド企画が12月21日夜に会見を開いた。
KDDI陣営の同社は、モバイルWiMAX規格を用いたサービスを2009年夏より提供する。2009年2月より東京23区、横浜などを対象エリアとして試験サービスを開始する予定だ。
エリア展開は2012年度末で人口カバー率90%超を目指す(2009年のサービス開始当初は55%)。サービス価格は月額5000円程度を上限に、平均3200円程度になる予定だという。KDDIの無線基地局を最大限活用し、すでに6000局を確保済みだ。鉄道沿線・駅構内は株主でもあるJR東日本と協力してネットワークを構築していく。
加入者想定は2013年度末で約560万、収入想定は同じく2013年度末で1450億円としている。事業目標としては、事業開始4年目で単年度黒字達成を目指す。会社規模は現在40名だが、2008年4月までに約100名までに増員させる。代表取締役社長の田中孝司氏は「この事業はロケットスタートで立ち上げなければならない」としており、当初はかなりの人員をKDDIからの出向でまかなう方針だ。
株主構成はKDDIが32.26%、インテルキャピタルが17.65%、東日本旅客鉄道が17.65%、京セラが17.65%、大和証券グループ本社が9.80%、三菱東京UFJ銀行が5.00%となっている。この株主構成のまま、2008年2月末をめどに170億円まで増資し、3月上旬に事業会社化する予定。
総務省からの認定書を掲げるワイヤレスブロードバンド企画 代表取締役の田中孝司氏
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