ブロガー向け情報サイト「ブロッチ」などネットマーケティングを展開する株式会社アイシェアは同社が提供するサービス会員をパネラーとするリサーチ結果を発表した。
WEBの更新情報や新着内容をひと目で確認できるRSS。対応サイトは急増しているが、実際のところ、どれくらい利用されているのだろうか。20代から40代を中心とするネットユーザー309名の回答を集計した。
RSSを「利用している」と答えたのは全体の24.9%で、半数近くが「利用していない」と回答。知らない人も26.9%にのぼり、RSSは利用度、認知度ともにまだ低いようだ。利用率を細かく見ると、女性より男性が、また世代が低いほどRSS利用率は高かった。
RSS利用者77名に利用スタイルを聞いたところ、主に使っているツール(複数回答)は「ブラウザベース」が59.7%でトップ。次いで「WEBサービス」が42.9%、以下「専用アプリ」「メールベース」と続いた。
購読しているRSSの数は「1〜4個」が最も多く75.3%。「50個以上」という購読者は11.7%だった。また、男性の多くが購読数1〜9個であるのに対し、女性は10〜29個購読している人が多く、少ない回答者数ではあるがRSSの利用には性別での違いが見らるようだ。
購読しているRSSのジャンルでは「ニュース・メディア」と「ブログ・個人サイト」が突出し、以下「趣味」「スポーツ」「経済」などの購読率はいずれも3割以下だった。性別では「ニュース・メディア」の購読率は男性が高く、「ブログ・個人サイト」では女性が高かった。男性は時事、女性は人に強い関心を持って情報収集していることが伺える。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス