総務省は9月17日、2008年6月末時点における国内電気通信サービスのシェア状況を公表した。
報告書によると、固定電話の市場シェアはNTT東日本、西日本が前期比0.5%減の86.3%と、依然として減少傾向が続いている。一方、 IP電話の利用番号数では、NTT東西が34.3%(前期比2.1%増、前年同期比9.9%増)とシェアを伸ばし、2位ソフトバンクBBの24.0%(前期比1.8%減)との差を広げた。その他、利用数に占めるシェアでは、NTT東西が前期比0.3%減の72.4%とわずかに減少しているのに対して、KDDIが前期比0.5%増の10.8%(前期比0.5%増)とシェアを拡大した。
携帯電話/PHSの契約数では、1位のNTTドコモグループが49.5%(前期比0.2%減)、2位のKDDIが28.0%(前期比0.3%減)。上位2社のシェアが微減する一方で、3位のソフトバンクモバイルは17.7%と前期比0.4%増となった。
ブロードバンド接続サービスでは、DSLはソフトバンクBBが37.9%(前期比0.1%増)となり、続くNTT東西の36.5%(前期比0.2%減)との差を広げた。しかし、NTT東西はFTTHの契約数が前期比0.7%増、前年同期比2.9%増の72.9%とシェアを拡大し、2位の電力系事業者10.2%(前期比±0.0%)、3位のKDDI5.6%(前期比0.2%減)を引き離している。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
「程よく明るい」照明がオフィスにもたらす
業務生産性の向上への意外な効果
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」