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「検索市場の3強にならないと、ヤバイかな」--百度社長、井上氏 - (page 2)

鳴海淳義(編集部)2008年09月01日 22時30分
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--現段階で百度が競合他社に対して差別化できる強みは?

 現段階ではまだ強みとまでは言えないですが、本来持っている差別化要因としては、日本国内だけに特化するということです。そこを忘れないでいたいですね。

 ヤフーもGoogleも基本的には米国発のグローバル検索エンジンなので、基本的にグローバルに向けてグローバルに最適化されたものを開発していくんですけど、それをやると必ずしも日本で1番いいサービスかどうかという保証がないわけですね。

 だから我々はいま中国語と日本語しかないので、グローバルな検索エンジンとは呼べないと思うんですけども、その代わり中国語に特化しましたし、日本語にも特化できることになるわけで、日本語で検索したら日本語のコンテンツはどこよりも出てくるという状態にしたいです。

 他のサービスならある程度犠牲にせざるを得ないところですが、我々であればカバーできるとだと思います。

--将来的な収益源は検索連動型広告になる予定ですか。

 そうなると思います。そこも本当にまだこれから考えて決めないといけないところです。中国では検索連動型広告は入っていますが、日本は2010年までは広告は出さないとロビンが言っているので、最初はまずトラフィックを集めることにフォーカスして、その間に広告の準備を進めていきます。

--どのくらいのトラフィックを集めることを目標としていますか。

井上俊一氏

 それも数字でバンと言いたいところなんですけど、今はまだ具体的には申し上げられないですね。でも“使われている”ということがわかるように、3強にはなってないとヤバイんじゃないかなと思いますけどね。

 自分たちのコアなカルチャーは検索です。とにかく検索に特化することによって、いい検索エンジンを提供するということと、さらに日本に特化すること、日本語に特化することによって、本当に日本人に使いやすい検索エンジンを提供したい。

 日本のインターネットユーザーは、一般的に見ると100%と言ってもいいくらいに日本語のコンテンツしか見ないんですね。逆にその部分に、日本語に特化することによる勝機があるというか、日本語で優れていさえすれば他はあまり力を入れなくても勝てるだろうという公算があるんです。検索をさらに日本語に特化させることをミッションにして前に進みたいと思います。

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