S・ウォズニアック氏:「エンジニアは自分の心に従って行動すべき」--IDFインタビュー - (page 2)

文:Stephen Shankland(CNET News.com)
翻訳校正:ラテックス・インターナショナル
2008年08月27日 07時00分
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  • しかし、飛行機事故の後、Appleを離れて大学を卒業することを決意した。「実際に大学に復学し、Rocky Racoon Clarkという偽名で学位を取得した」。この名前は同氏の卒業証書に記載されている。「自分の子供たちに、大学の学位を持つ父親を見てほしかった。復学したのは3回生を終えてから10年後だった」
  • Wozniak氏は自分のコンピュータ設計をHPに5回提案したが、HPが興味を持つことはなかった。「会社の利益にならないものを金のために売ろうとは思わなかった」
  • 「一生、HPを辞めるつもりはなかった。永遠にいたいと思っていた場所だったからだ」。しかし、Appleの共同設立者であるSteve Jobs氏の説得により、最終的にWozniak氏は退職した。「Steve Jobsは、わたしのすべての友だちや親類に、わたしに電話をかけるよう働きかけた」
  • Wozniak氏には技術的な才能があったが、Jobs氏には事業を築く野望があった。「Steveは世界を変える人物になりたいと思っている。わたしたちがすばらしいものを作り出すたびに、彼が売り出すアイデアを考え出した」
  • コンピュータテクノロジはますます強力になっているが、力がすべてではない。Wozniak氏は、「わたしは若いときに大切なことを学んだ」と述べた。当時、同氏はチェス盤の64のマス目すべてで駒を動かすナイトの移動プログラムを作成していたが、ざっと計算したところ、プログラムが最初の答えを出すのは10の26乗年後だった。「コンピュータの速度は十分ではない。優れた手法と優れた考えが必要だ」
  • コンピュータの進化はどこにあるのか。グラフィックス世界のプロセッサ、つまり「写真や映画でできること」だ。
  • Appleのコンピュータ設計者として、Wozniak氏は社員番号1番を得た。「ときどきApple Storeに行って、『従業員だから、割引して』と言うことがある。店員は、『あなたの従業員番号は』と聞いてくる」
  • Wozniak氏は、初代、2代目iPhoneを含むApple製品を購入している。一部の報道に対して、「わたしは割り込みなどしなかった。そのようなことを書く記者こそ、まっさきにAppleのカンファレンスの基調講演で特等席に座っている。割り込んでいるのは彼らだ」と述べた。
  • メディアについて、「今はブログの時代だ。意見は複製されていくが、事実はあまり重要視されていない。例えばSteve Jobs氏のような人を、売れるからという理由でこき下ろす記事は、わたしは好きではない。しかし、ヒーローがたたきのめされるのを楽しみにしている人がたくさんいる」
  • Wozniak氏はいたずら好きだったが、ほら吹きではなかったため、捕まったのは高校生のときの1回だけだ。捕まった結果、青少年拘置施設で1晩を過ごすことになったが、一緒に収容されていた人たちに、天井の扇風機から導線を引っ張り出して拘置室の鉄格子につなぎ、監視員を感電させる方法を教えた。
  • また別のいたずらでは、トランジスタとコンデンサを組み合わせて、テレビの受信感度を弱める装置を作り、その装置を巧妙に操作して、いたずらの標的になった人物に、その人物自身が実際にテレビを調整していると思い込ませた。「あるときなど、片手をテレビの真ん中に置いたまま、片足をいすに乗せた状態を30分間続けさせた。とてもおもしろかった。あのいたずらは、すばらしい心理学の実験になったかもしれない」

この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ

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