松下電器産業は7月16日、過酷な環境でも使用できる企業向けノートPC「TOUGHBOOK(タフブック)」シリーズで、15.4型ワイド液晶を搭載した「TOUGHBOOK 52(CF-52)」を10月6日に発売すると発表した。価格はオープン。
衝撃や振動、水滴に強い「TOUGHBOOK」シリーズの特徴である頑丈(タフ)な設計に加え、「インテル Centrino 2 プロセッサー・テクノロジー」を搭載したオールインモバイルPC。「インテル Core 2 Duo P8600」「モバイルインテル PM45 Express チップセット」、IEEE802.11nドラフト2.0準拠の「インテル WiFi Link 5100」の3つのコンポーネントで構成し、高速処理と省電力を実現する。
Bluetooth(Ver.2.0+EDR)Class1を内蔵し、ケーブルなしで簡単に周辺機器との接続が可能。画面解像度は1920×1200ドットで、複数画面や横長の表も楽に閲覧できる。512MBのビデオ専用メモリを持つ独立したグラフィックスアクセラレータを搭載することで、高度なグラフィックス処理も可能になった。
OSにはWindows Vista Business with Service Pack 1正規版を搭載。Windows XP Professional Service Pack 2 セキュリティ強化機能搭載へのダウングレード権も付属し、購入後にWindows XPを使用しても、将来的にWindows Vista Businessに戻すことが可能。年間25台以上を購入する場合は、「Windows XPダウングレードサービス済みモデル」も用意する。バッテリーは4時間の充電で4.5時間の使用が可能。サイズは幅355.7×き奥行286.8×高さ 50.7/51.9mm(前部/後部)、重さは約3.4kg。
なお、同製品は企業向けのシステム商品として販売するが、松下ネットワークマーケティングが運営するショッピングサイト「マイレッツ倶楽部」で、個人向けにも販売する。
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