松下、Atomプロセッサを採用した法人向けUMPC「TOUGHBOOK U1シリーズ」を発売

エースラッシュ2008年06月25日 19時49分

 松下電器産業は6月25日、頑丈(タフ)設計モバイルPC「TOUGHBOOK」シリーズにインテルAtomプロセッサ搭載のウルトラモバイルPCを発表。企業法人ユーザー向けに10月23日より発売する。

 今回発売されるのは「TOUGHBOOK U1シリーズ」4機種で、いずれもインテルのAtom Z520(1.33GHz)、1Gバイトメモリ、16GバイトのSSDを採用したウルトラモバイルPCだ。本体サイズが高さ57mm×幅184mm×奥行151mm、重量が約1.06kgという軽量ボディながら、手持ち使用を想定した合板およびコンクリート面での約120cm動作落下試験などをクリア。従来モデルを上回る衝撃・振動・水・ホコリに強い頑丈設計を実現している。

 ディスプレイには、WSVGA表示が可能なAR処理タッチパネル機能付きの5.6型TFTカラー液晶を採用。低消費電力のAtomにより約10時間の長時間駆動が可能だ。動作中のバッテリ交換が可能なホットスワップに対応し、屋外でも見やすい円偏光機能付きのタッチスクリーン、インテル WiFi Link 5100およびBluetooth機能を標準装備する。人間工学的に設計されたハンドストラップとキーボードなども特徴となっている。

 OSはWindows Vista Business SP1および、Windows Vista Business SP1 XPダウングレードサービス(XPプリインストール済み)の2種類。それぞれ10キータイプと英語61キータイプのキーボードが用意されており、合計4機種のラインアップとなる。なお、希望小売価格はオープンで、市場想定価格25万円程度の見込み。

「TOUGHBOOK U1シリーズ」 「TOUGHBOOK U1シリーズ」
(左)フルキーモデル(右)10キーモデル

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