松下電器産業は4月12日、企業法人ユーザー向け製品として耐衝撃、耐振動、防滴、防塵仕様のシンクライアント端末「TOUGHBOOK CF-08TX2CX1J」を5月15日に発売すると発表した。
TOUGHBOOK CF-08TX2CX1Jは10.4型のTFTカラー液晶を主体とした端末で、OSとしてWindows CE5.0 Professionalを搭載する。液晶はタッチパネルになっており、パソコンやサーバから画面を転送して手元で操作することで、ドライブレスで情報漏えいの危険性を低減した環境での作業が可能になる。標準でMicrosoft RDCおよびCitrix ICA Cliant、Internet Exprorer6.0が導入されている。
TOUGHBOOK CF-08TX2CX1Jは120cm落下試験を実施し、衝撃や振動、水滴、埃に強い頑健設計でありながら、約1.2kgと片手で持っての作業もできる重量を実現。さらに標準バッテリーで最大約14時間の長時間駆動が可能なほか、通信機能として無線LANおよびBluetoothも搭載されている。屋外でのフィールド作業などに活用できる端末だが、オプションで卓上使用時に端末を保持するクレードルも販売されるため、店舗カウンターなどでの利用も可能だ。年産台数は5000台、価格はオープン価格となっている。
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