シンポジウムの最後には、I-ROI理事の村本理恵子氏を司会に迎えて、講演者らによるパネルディスカッションが開かれた。
特に話の中心となったのは、I-ROIがレイティングに取り組む際の定義だ。村井氏は、「違法と有害情報は違うもの。有害というのは相対的なもので、年齢、宗教などさまざまな要因によって異なる」と指摘。世界的に展開するハリウッドのレイティングなどは参考になるが、日本だけでなく世界へのアクセスが可能となるインターネットの世界において、世界的な観点と日本独自の観点をどう共有すべきかといった議論がなされていた。
また会場からは、インターネットコンテンツだけでなく、それを利用するハードウェアへのレーティングに対する意見や質問が多く挙げられた。代表理事の相磯秀夫氏は、「(設立したばかりで)議論がそこまで進んでいないが、今後の課題として検討したい」と話していた。
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