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ゲームソフト会社から見たiPhoneの魅力--「ここまで整ったプラットフォームは世界初」 - (page 4)

永井美智子(編集部)2008年07月11日 08時00分
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 BOMBERMANでは、プレーの仕方に新しい方法を採っています。どこを触ってもコントローラーになる。どこかにコントローラのマークがあるわけではなく、触ったところに十字キーが出るんです。このほかにも、「ミスティックボム」という、傾けることで動く爆弾や、タッチすることで移動させられる特殊能力などがあります。

動画3:「BOMBERMAN」をプレイした様子。指で画面を触れると十字キーが登場して、ボンバーマンを動かせる(クリックすると再生します)

 もう1つが「SUDOKU」です。普通の数独ではあるのですが、ニンテンドーDS向けに数独ソフトを作っていたノウハウを生かしているので、インターフェースが使いやすくできていると思います。例えば、数字を入れたところをダブルクリックすると、おなじ数字がほかにどこに置かれているかを教えてくれる。端末は横持ちでも縦持ちでも遊んでいただけるようになっています。

 1アプリに50問入っていて、10問ごとにネットワークに接続してランキングに成績を登録できるようになっています。

――iPhoneで何か不満があるとしたらどういった点ですか。

 どうでしょうね。ストラップが付けられればいいと思います(笑)。メールアドレスを変えなきゃいけないとか、電波がつながるのかといった部分が一番心配ですが、それ以外は今のところ特にないです。

――どのくらいの市場規模になると見ていますか。

 アップルの言う通りだと1年間で1000万台とのことですから、そのペースではいくんだろうと思います。

――iPhone向けアプリの90%程度は無料になるのではないかという話もあります。

 ぜひ、という感じです。我々も無料のタイトルを出したいと思っています。ただ、恐らくその辺りはアップルがどのように考えるかですよね。iTunes Storeでも、ピックアップされる楽曲とされない楽曲では売り上げが変わる。ですから、アップルもある程度、有料でよりよいものをピックアップしてくれるのではないかと期待しています。

――App Storeの課金代行手数料が30%というのは、高いようにも感じます。

 海外でカード課金にしようとすると、ものすごく大変なんです。国ごとにいろんなルールがありますし。それを、完成されているシステムでやってもらえるというだけでも30%払う価値はあると思います。この価値は、多分海外でモバイルコンテンツビジネスをやろうとしたことのある人でないとわからないと思います。確かに、日本だけをターゲットにした場合、30%という料金でちょっと慎重になる気持ちはわからなくはないですね。

――ゲームはほかのコンテンツに比べて言語の壁を超えやすいという強みがありますね。

 そうですね。特に我々が持っているゲームはそれほど言葉をたくさん使わなくてもいいものが多いです。ここ数年、我々は全社的にカジュアルゲーム側にシフトしていて、(任天堂と共同開発した)「マリオパーティー」などもそうですし、つい先日発売した「デカスポルタ」なんかもそういったゲームの集大成として出しています。

 携帯電話向けのゲームも7割ぐらいはカジュアルゲームですから、そういった意味でも、iPhoneは我々にとって向いているプラットフォームだと思います。

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