ソフトバンクモバイルは6月23日、iPhoneの通信料金プランを発表した。月額980円の「ホワイトプラン(i)」に、月額5985円のデータ定額制プラン「パケット定額フル」、ネット利用に必要な月額315円の「S!ベーシックパック(i)」をあわせ、月額7280円からとなる。
iPhone利用者は、パケット定額フルとS!ベーシックパック(i)への加入が必要。基本料金プランについては、「ブループラン(i)」、「オレンジプラン(i)」も選べる。
ホワイトプラン(i)は午前1時から午後9時まで、ソフトバンクモバイル加入者同士の通話が無料になるほか、iPhone向けの専用メールサービスが付く。メールアドレスは「XXXX@i.softbank.jp」(XXXXの部分は任意)となる。無料対象外の国内通話料は30秒21円だ。また、パソコンに接続してデータ通信をした場合の料金は、パケット定額の対象外となる。
オプションサービスとして、3分までの伝言を90件、1週間預かる「留守番電話サービス(i)」や通話中にかかってきた別の電話を受けられる「割込通話」、最大6人まで同時に通話できる「グループ通話」をセットにした「基本オプションパック(i)」を月額498円で提供する。
端末価格については、直営店のソフトバンクショップで新規契約、新スーパーボーナス24回分割払いで購入した場合、8Gバイトモデルは月額2880円、16Gバイトモデルは同3360円となる。いずれも、月額通信料金から毎月1920円が割り引かれるため、実質負担額については8Gバイトモデルの場合2万3040円、16Gバイトモデルの場合は3万4560円となる。「ホワイトプラン(i)」「パケット定額フル」「S!ベーシックパック(i)」と合わせた月額の支払額は8Gバイトモデルが月額8240円、16Gバイトモデルが8720円だ。
なお、iPhoneはホワイト学割キャンペーンの対象外となる。
また、iPhoneは専用のUSIMと呼ばれる通信カードが必要になる。機種変更や買い増しの場合、USIMを専用のものに切り替える必要がある。専用USIMは、iPhone 3G以外の機種では利用できない。機種変更や買い増しの場合の端末価格については、現在検討中とのことだ。
このほか、iPhone購入者に向けて、90日間の無償電話サポートを提供する予定。有償の電話サポートについても検討中としている。
端末は8Gバイトモデル、16Gバイトモデルともに7月11日発売予定で、新規契約、買い替えともに受け付ける。現在ソフトバンクモバイルでは「予約を受け付けない方針」(広報部)としているが、一部店舗ではすでに予約を受け付けたところもある。これについては「何ともいえない」として、コメントは得られなかった。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」