Webマーケティングガイドでは、インターネット調査会社のボーダーズと共同調査のもと、クロスメディアに関する調査を実施した。
「インターネット白書2008」によれば、2007年9月度時点でテレビCMの4割が「ネット誘導型CM」であることが発表されており、多様な業種にわたって広告主に支持されていることが伺える。
今回の調査では、2007年11月に調査した「第1回広告メディアに関する調査」の定期調査と製品ごとの広告影響度に関する調査を行った。
≪調査結果サマリー≫
今回の調査対象者は20歳〜59歳までの男女500人。男女別の均等割付を行い、年代比では20代:24.8%、30代:25.0%、40代:25.0%、50代:25.2%になった。
Q1.「○○と検索して下さい」といった「指定検索キーワード」広告の閲覧
「○○と検索してください」という広告を閲覧したことがあるか各メディア別に尋ねたところ、テレビCMで閲覧したという回答が63.0%と圧倒的に多く、次いで雑誌の広告が25.0%、新聞広告が20.2%と続いた。「指定検索キーワード」を見たことがないと回答したユーザーも30.0%おり、テレビCMで流れてはいるがそれ程気にとめていない可能性があるのではないかと考えられる。また、2007年11月に調査した「第1回広告メディアに関する調査」と比較すると、テレビCMにおける割合に変化はないものの、その他のメディアについては前回よりも低くなっており、「○○と検索して下さい」の広告効果がやや弱まっているのではないだろうか。
Q2.「指定検索キーワード」での検索の有無
「○○で検索してください」という広告を見たことがあると回答した350人に実際に検索したことがあるか尋ねたところ、フリーペーパーが64.4%と最も多く、次いで新聞広告が51.5%、雑誌広告が48.8%と続き、テレビCMは40.3%にとどまった。雑誌やフリーペーパーについては、受身で情報を与えられるテレビとは異なり、ユーザーが目的意識を持って情報を探している可能性があるため、検索率も高まるのではないかと考えられる。
Q3-?購入や検討した商品ごとのメディア広告接触率
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