Webマーケティングガイドでは、モバイルインターネット調査会社のネットエイジアと共同調査のもと、10代の消費行動に関する調査を行った。
前回の10代男女の消費行動に関する調査の続編となる今回の調査では、10代の消費行動の裏にあるユーザー心理を、自由回答を中心とした調査により明らかにしていく。
≪調査結果サマリー≫
調査対象者は15歳〜19歳のモバイルユーザー345人。男女比は均等割り付け。キャリア比はDocomo:47.2% EZweb:37.4%Softbank:15.4%となっている。
Q1では、今後の支出を「増やした」、もしくは「節約したい」と思う項目とその理由を尋ねた。各項目における代表的な回答は以下のとおりである。
※回答は一部抜粋
「増やしたいと思う項目」では、「豪華にいきたい」や「キレイになりたい」、そして「色んな所で遊びたいから」など、10代ならではの背伸びをしたいという意識が見てとれる。その一方で、「運動をするとお腹が減るので」や「(携帯電話を)音楽プレイヤーとして使うから」といった、10代の実態をうかがい知ることも出来る。
※回答は一部抜粋
また、「節約したいと思う項目」では、「食べ過ぎてしまうから」や「使い過ぎてしまうから」、そして「買いすぎてしまう」など、○○し過ぎてしまうという意見が多く見受けられた。○○し過ぎてしまうのは、10代に限った消費傾向ではないが、収入面での制限が10代の男女の意識を過敏にしているのかもしれない。
Q2では、節約している項目について具体的に行っていることを尋ねた。代表的な回答は以下の通りである。
※回答は一部抜粋
節約方法として、携帯電話においては「割安のプランに加入する」や「携帯キャリアを変更する」などの意見が出てくるかと思われたが、多くに見受けられたのは「ケータイをあまり使わない」や「通話ではなくメールを中心に利用する」などの回答であった。(割安プランへの変更については、当然の事として認識/利用している可能性がある)
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