デジカメ春商戦は成長続くも伸びが鈍化--一眼レフは堅調に推移

エースラッシュ2008年06月03日 21時54分
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 ジーエフケー マーケティングサービス ジャパンは6月3日、2008年2月から4月におけるデジタルスチルカメラの販売実績について集計結果を発表した。

 2月から4月はデジタルスチルカメラの新製品発売が集中する時期だ。デジタルスチルカメラ全体で見た場合、特に12月と並ぶ商戦期である3月は、数量ベースで前年同期比10%増と好調だったが、2月と4月は前年割れとなり、3カ月トータルでは101%と1%増に留まった。また、2007年は数量ベースで前年比114%だったのに比べて伸びが鈍化していることがわかった。

デジタルスチルカメラ数量前年比と一眼レフカメラ数量/金額構成比の推移 デジタルスチルカメラ数量前年比と一眼レフカメラ数量/金額構成比の推移

 コンパクトカメラについては、新モデルへの入れ替わりが順調なものの旧モデルの価格が大幅に下がっていることから、全体の平均価格が押し下げられている。平均価格は4月期で2万7000円と前年同期比で3000円ほど安くなっている。機種としては、エントリーモデルが800万画素クラス、ハイエンドモデルが1000万画素クラスを中心としたラインアップとなり、特に1000万画素モデルの構成比が1月期の7%から4月期は34%と一気に拡大している。なお、販売数量のトップは松下電器産業の「LUMIX DMC-FX35」となった。

コンパクトデジタルカメラ販売数量ランキング
順位モデルブランド
1LUMIX DMC-FX35松下電器産業
2IXY DIGITAL 910 ISキヤノン
3IXY DIGITAL 20 ISキヤノン
4EXILIM ZOOM EX-Z1080カシオ計算機
5FinePix Z100fd富士フイルム

 一方、一眼レフカメラは前年同期比で数量ベース110%、金額ベース118%と堅調な伸びを見せているが、2007年には及ばない。デジタルカメラ全体に占める割合は数量ベースで13%、金額ベースで40%となり、カメラ専門店のみで見た場合、数量ベースで31%、金額ベースで70%を占める。機種別では販売数量トップにキヤノンの「EOS Kiss X2 ダブルズームキット」がランクイン。またレンズセット人気が高く1位から5位まですべてがレンズセットとなった。特に家電量販店では8割がレンズセットの販売となっている。

デジタル一眼レフカメラ販売数量ランキング
順位モデルブランド
1EOS Kiss DIGITAL X2 ダブルズームキットキヤノン
2EOS 40D EF-S17-85 U レンズキットキヤノン
3EOS Kiss DIGITAL X2 レンズキットキヤノン
4D60 ダブルズームキットニコン
5D40 ズームキットニコン
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