ソニーは4月3日、ハイビジョンビデオカメラ「ハンディカム」シリーズに、機動力を重視し、タテ型デザインを採用した「HDR-TG1」を発表した。発売は4月20日より。価格はオープンとなるが、店頭想定売価は13万円前後となる見込みだ。
デジタルイメージング事業本部パーソナルビデオ事業部の今村昌志事業部長は「ビデオカメラはパパ、ママが子供の思い出のシーンを残すツールとして利用されている。しかし本当に残したい大切な瞬間は日常の中にもあり、そうした日常を撮り逃すことなく撮影できるビデオカメラ、持ち歩くために生まれたハンディカムがこのTG1だ」と製品コンセプトを話し、従来の子育て需要から新たなビデオカメラニーズを開拓する構えだ。
撮影画質は1920×1080ドットのフルHDタイプ。メモリースティックPROデュオ、メモリースティックPRO-HGデュオへの動画記録に対応しており、8Gバイトのメモリースティックが同梱される。
本体サイズはW32×H119×D63mm、重量300gと現時点で世界最小、最軽量のコンパクトボディを実現。ボディ素材には堅牢性の高いチタンを採用したほか、傷つきにくい「プレミアムハードコーティング」を施すなど、日常使いを意識した仕様だ。
最大400万画素相当の静止画撮影が行えるほか、動画撮影中の静止画同時記録(最大230万画素相当)、再生中の動画から静止画切り取り(最大210万画素相当)などの静止画対応も可能だ。
電源オンは液晶モニタの開閉に連動しており、約1秒で高速起動する「クイックオン」機能を内蔵。ソニーのデジタルカメラ「α」「サイバーショット」同様に顔検出機能も搭載している。
動画、静止画切り替え、録画オン、オフといった操作は背面上部に集約することで親指1本で行える簡単操作をサポート。再生などの操作は液晶モニタのタッチパネル上から可能だ。
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