富士フイルムは4月3日、「FinePixシリーズ」で初となる動画専用の撮影ボタンや多彩な動画編集機能を備えたコンパクトデジタルカメラ「FinePix Z20fd」を、4月19日より発売すると発表した。
今回発売されるFinePix Z20fdは、有効画素数1000万画素のコンパクトデジタルカメラだ。シリーズで初めて動画専用の撮影ボタンを搭載しており、静止画の撮影中でもワンタッチで動画撮影を開始できる。また、複数回に分けて撮影した動画をつなげ1つの音声付き動画ファイルに保存する「つなぎ撮り」モード、動画再生時に必要な部分だけを抜き出して保存が可能な「動画カット」機能を新搭載するなど、動画編集機能も充実している。動画形式にはMPEG-4を採用することで、従来に比べてファイル容量を約半分に圧縮でき長時間撮影が可能。さらに高速赤外線通信機能(IrSimple/IrSS)を使えば、静止画だけではなく動画の送受信も行える。
独自開発の顔検出機能「顔キレイナビ」の技術を活用し、フラッシュ撮影時の赤目を自動検出して補正する「自動赤目補正機能」を搭載。顔検出機能を応用した新しい機能としてシーンポジションに「顔デコ」モードを搭載し、自動検出した人物の顔の周りに吹き出しやうさぎの耳などのデコレーションを入れての撮影することもできる。そのほか、一度に100枚の画像を一覧表示可能な「マイクロサムネイル」、4枚までの画像を組み合わせて1枚の画像として記録可能な「オークションモード」なども搭載する。
カラーバリエーションはピンク、レッド、ブルー、ブラックの4種類が用意されており、メーカー希望小売価格についてはオープン価格だ。
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