ソニー、おひつ型のホームサーバ「HS1」など発表--大容量、遠隔アクセスを可能に

坂本純子(編集部)2008年05月07日 15時00分

 5月7日、ソニーは1TBのホームサーバLiblog Statin(ライブログ ステーション)「HS1」とネットワーク対応デジタルフォトフレームCanvas Online(キャンバス オンライン)「CP1」を5月17日より発売すると発表した。

Liblog Statin(ライブログ ステーション)「HS1」 Liblog Statin(ライブログ ステーション)「HS1」

 HS1は、円筒形の「おひつPC」と呼ばれ話題となったテレビサイドPC「VGX-TP1」と同じ形で、Extension Line by VAIO(エクステンションライン)と呼ばれるシリーズだ。PCと重ねてリビングに置ける。

 容量は、1TB(500Gバイト×2)を搭載した「VGF-HS1」(オープンプライス、市場想定価格は約6万円前後)と1.5TB(750Gバイト×2)を搭載した「VGF-HS1S」(同:8万円前後)の2モデル。

 本体前面にには、メモリー・スティック、SDメモリカード、コンパクトフラッシュなどに対応したマルチカードスロットとUSB端子を搭載しており、デジタルカメラやビデオカメラなどからPCレスで保存できる。また、付属ソフトの「PC Link」により、PC内の指定フォルダのデータを自動アップロードできる。家の中でも家の外からでもPCのデータバックアップが可能になる。

 DLNA対応しており、対応テレビやPCなどの機器でコンテンツを共有できるほか、外からアクセスできる「ホームアクセス機能」も搭載。写真を家の外にあるPCからブラウザを利用して鑑賞できる。

「CP1」(ホワイト) 「CP1」(ホワイト)

 ネットワーク対応デジタルフォトフレーム「CP1」は、7型WVGA(800×480)、24bitの「クリアフォト液晶」をディスプレイに採用した。オープンプライス、市場想定価格は約3万円の見込み。

 「Google」のフォトアルバムや「フォト蔵」などのインターネットアルバムの写真を再生できるのが大きな特徴だ。インターネットアルバムの写真は画面を最大4分割して表示でき、新着写真はフォトフレーム下部のLEDの点滅で知らせてくれる。

 RSSリーダーにも対応しており、好みのサイトやプリセットされた「Yahoo! ニュース・トピックス」などの情報を製品の画面上に表示できる。

ソニースタイル限定販売の「CP1」(ブラック) ソニースタイル限定販売の「CP1」(ブラック)

 内蔵メモリーは約100Mバイト。本体だけで約120枚の写真を保存可能。離れたところから操作できるリモコンも付属する。

 カラーはホワイトとブラックで、ブラックは同社のウェブ直販サイト「ソニースタイル」のみの販売となる。

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