ソフトバンク・ヒューマンキャピタルは5月29日、20代〜30代のビジネスパーソンを対象とした常識力に関する調査結果を発表した。
調査でわかったのは、ビジネスパーソンの3人に1人が自身の常識に自信を持っていないこと。「自信がある」とはっきり回答した人は全体の4.3%で、「割と自信がある」「どちらかと言えば自信がある」を合わせても67.6%に留まった。
常識の不足や間違いで困ったり、失敗したりすることが「よくある」「たまにある」と回答した人は62.0%となり、常識に対する不安を反映する結果となった。常識を求められる場面の中でも特に「目上の人との食事や接待」で困ると感じている人が多い。
さらに、常識の不足や間違いに気づくタイミングとしては「失敗やミスをし たとき」や「上司や同僚から指摘されたとき」など経験に基づくものが上位となったが、3位は「常識を扱ったクイズ番組を見たとき」だった。
また、常識を身に付ける手段の1位に「インターネットでの情報収集」、自信がないときの解決法の1位に「インターネットで調べる」がランクインするなど、20代〜30代のビジネスパーソンの間ではインターネットの活用が主流となっていることがうかがえる。
常識に自信がない分野の1位は「作法マナー」、2位は「日本語の使い方」だった。30代と比較して、20代では「時事ネタ」「最新キーワード」に自信がないと回答している人が10ポイント上回っていた。
ちなみに、常識力があると思われる有名人を聞いたところ、1位はタモリ、2位は麻木久仁子、3位は島田紳助という結果になった。
調査期間は2008年5月24日〜5月25日。調査対象は20代〜30代のビジネスパーソンで、男女400名。
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