Microsoftは米国時間1月25日、「SQL Server」データベースの発売日を2008年第3四半期に延期したと発表した。
Microsoftは2月27日に「Heroes Happen Here」と呼ばれる製品発表イベントを開催し、「Windows Server 2008」「Visual Studio 2008」「SQL Server 2008」を公表する計画だ。
しかし、あるMicrosoft従業員のSQL Server関連ブログによると、同社はこのイベントでは最終製品をリリースするのではなく「機能完成版」のプレビューを実施する予定だという。
SQL Server 2008のリリース候補版は第2四半期に登場し、最終的な製品出荷時期は第3四半期になると、同ブログの著者でありSQL Serverのマーケティング担当ディレクターであるFrancois Ajenstat氏は述べている。
また同ブログでは、発売時期は「SQL Server 2005」から2〜3年後にSQL Server 2008を出荷するという、Microsoftが以前に発表していたスケジュールに沿ったものだと述べているが、SQL Server 2005自身も何度も大幅な遅れを経験した過去がある。
SQL Server 2005は発売がたびたび遅れたにもかかわらず、製品としては成功だった。市場調査によると、Microsoftのデータベースの売上高はライバルのOracleやIBMの売上高に比べて急成長している。Microsoftのサーバとツール事業は同社の最大かつ最も成長著しい部門の1つである。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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