東芝がHDTVで、RambusのXDRメモリ技術を採用することに合意した。
東芝によると、データ転送速度4.8Gビット/秒のXDRメモリは、より高速な画像処理を実現するという。Texas Instrumentsも自社のDLPプロジェクタシステムにRambusのXDR技術を採用することでライセンス契約に合意している。
ソニーもPLAYSTATION 3にXDRメモリを搭載している。
Rambusはメモリの製造は行っていない。同社はデータ転送速度を向上させるメモリインターフェースを設計している。1990年代にはIntelがPCの標準としてRambusのメモリを採用していた。しかし、製造が難しく(また約束されたベネフィットが得られなかったことから)、Rambusの存在感はデスクトップ分野で徐々に小さくなっていった。
Rambusはまた大手のメモリメーカーを相手取り、複数の特許訴訟を起こしている。Rambusもメモリメーカーも有利な裁定を勝ち取っているが、これらの裁判の最終的な結論は出されていない。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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