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PCゲーム業界の行く末を楽観視するエグゼクティブたち--その根拠は? - (page 3)

文:Tom Krazit(CNET News.com) 翻訳校正:アークコミュニケーションズ、大久保崇子、國分真人2007年11月29日 16時00分
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 しかし、PCゲームの世界は一部の種類のゲームだけに特化しつつある。2007年11月5日の週に開催されたイベントでは、Intelのモビリティ部門でバイスプレジデントとジェネラルマネージャーを兼任するDadi Perlmutter氏が、今日PC用に開発されているほとんどすべてのゲームが大量殺戮をテーマにしていることは嘆かわしいことだとコメントしている。

 もちろん他のテーマを扱ったPCゲームもあるが、どのゲームもFPSゲームや複雑なロールプレイングゲーム、戦略ゲームのいずれかに当てはまるといった傾向は拭い去れない。ここで、PC業界に対する興味深い疑問が浮かび上がる。つまり「PCはいずれにしても購入されるのだから、ゲーム開発者はなぜ、FPSゲームで射撃したいわけではない消費者をターゲットにしてカジュアルだが魅力的なゲームを開発しようとしないのか」という疑問だ。

 おそらくそれは、現在のユーザーだけで十分な売り上げを確保できているからだろう。このNvidia主催イベントに参加した数百人のゲーマーたちは、既に市場に出回っているゲームに大量の時間と多額の資金を投じることをいとわない。賢明なエグゼクティブであれば、こういった格好の顧客を心離れさせるようなことはしたくないものだ。PCは最適なゲームプラットフォームとして熱狂的なゲーマーから今後も支持され続けるだろう。しかし、PCを購入する一般的な消費者にもワープロやインターネットサーフィン以上のPCの魅力、つまりゲームプラットフォームとしての魅力を認めてもらいたいのであれば、ゲーム業界は今までとは違うアプローチで取り組むことが必要だ。

この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ

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