富士フイルムは10月1日、カメラ付き携帯電話で撮影した画像をもとに、デコレーションを施したHTMLメールを自作できるモバイルサイトの本格運用を開始した。提供するサービスはNTTドコモおよびau向けの「写真デコミラクル」とソフトバンクモバイル向けの「ミラクル写真アレメ」で、各社モバイルサービスのメニューおよびURL(http://sha-deco.jp/)からアクセス可能。
今回提供するサービスでは、富士フイルム独自の画像処理技術を活用し、撮影した画像を送信するだけで、各キャリアの端末に最適な画像縮小処理や減色処理を行い、テンプレートと組み合わせたメールを自動生成できる。
画像はセピア色や黒白に変換することもできる。また、メールのテンプレートは季節や記念日のメッセージ、朝晩の挨拶メール用など300点以上用意するほか、1枚の画像から自動的にアニメーション画像を生成するテンプレートも提供する。さらに毎月約50点の新しいテンプレートを追加していく。
また、顔認識技術を活用し、撮影した写真画像に写っている人物の頭部や髪型、目、口の4カ所に、帽子やメガネといったデコレーション用のパーツを合成した画像を作ることができる「お顔ミラクル」といったサービスも提供する。利用料金は各キャリアとも月額315円。
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