デモとしては、自転車に搭載したビデオカメラの画像と3D地図とが同期するツーリングマップが披露された。自転車が進むにつれ、3D地図も自動的にスクロールして、撮影地がリアルタイムで表示される。
ウェブサービスのマッシュアップ例としては、チャット風コミュニケーションサイトであるTwitterへの投稿者の場所をVirtual Earth上に表示するデモが実演された。ホビイスト向けのマッシュアップ専用ツールである「Popfly」を使い、組み合わせたいサービスを選んでドラッグ&ドロップし、いくつかの設定を行うことで、TwitterとLive SearchとVirtual Earthがマッシュアップされる。Twitterに新規投稿があると、その人のアイコンが地図上にマッピングされるシーンが表示された。
最後にサーバープラットフォームビジネス本部Windows Server 製品グループシニアプロダクトマネージャの田中源太郎氏がWindows Server 2008を紹介した。Windows Server 2008では、Web Server機能に特化した構成が可能になった。特にインストールオプションでServer Coreを選択すると不要な機能を完全に省き、GUIすらないシンプルで軽量化したサーバが構築できる。これによって外部からの攻撃サーフェスを小さくできるため、よりセキュアなサーバ構築も可能になる。
IIS7に組み込まれた配信帯域をコントロールするビットレートスロットリングにより、ネットワークやサーバのリソースを有効活用できるなどプログレッシブダウンロードの機能が強化された。標準で搭載されたWindows Media Service 9.5により、高価なメディアサーバなしでストリーミングを実現できる。
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