インフォプラントはこのほど、「『電子書籍・コミック』に関する調査」の結果を公表した。
調査の結果、電子書籍・コミックのダウンロード状況は、「電子書籍・コミックをダウンロードしたことがある」が40.2%、「電子書籍・コミックは知っているが、ダウンロードしたことはない」が51.6%、「電子書籍・コミックを知らない」8.3%。「電子書籍・コミックをダウンロードしたことがある」と「電子書籍・コミックは知っているが、ダウンロードしたことはない」を合わせると、電子書籍・コミックの認知率は91.8%にのぼった。
電子書籍・コミックのダウンロード経験者がダウンロードしたことのあるジャンルについて、男性は「男性向けコミック」(70.1%)が突出して多く、以下、「小説」(25.3%)、「趣味・生活・実用」(16.5%)の順だった。一方、女性は「女性向けコミック」(80.5%)が突出しており、「小説」(36.0%)、「男性向けコミック」(23.0%)が続く結果となった。
電子書籍・コミック認知者の電子書籍・コミックに対する考えでは、「タイトル数を充実して欲しい」が24.9%で最多。以下「利用は月額定額制がいい」(23.8%)、「定額制でなく利用した数だけ払いたい」(17.5%)と続いた。
また、電子書籍・コミックの閲覧シーンについて、62.3%が「就寝前」と回答。次いで「帰宅後」(21.4%)、「通勤・通学中」(16.8%)の順で続いた。男女別では、「通勤・通学中」が男性22.2%、女性14.4%、「昼食時」が男性14.6%、女性8.8%、「帰宅後」が男性25.4%、女性19.6%。
電子書籍・コミック認知者の今後の利用意向について、「増えると思う」が20.4%、「どちらかといえば増えると思う」が39.3%、「変わらないと思うが32.7%、「どちらかといえば減ると思う」が3.8%、「減ると思う」が3.8%。また、「増えると思う」と「どちらかといえば増えると思う」を合わせた積極的意見は約6割を占めた。
調査は、2007年5月8〜15日の間、全国のiモードユーザーを対象に、iモードサイト「とくするメニュー」上で行われ、5380人の有効回答が得られた。
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