ヤフーはこのほど、子どものインターネット利用に関するアンケートを実施、結果を発表した。
調査によると、「見たくない、目にしたくない(ポルノ、出会い系、暴力的な画像、反社会的行為の助長、自殺の肯定などが出ている)サイトを目にしたことがある」と回答した子どもは、「よくあった(6.3%)」、「たまにあった(39.0%)」を含め45.3%に上った。
一方、子どもが「見たくない、目にしたくないサイトを目にしたことがある」と回答した親は「よくあったと思う(4.7%)」、「たまにあったと思う(26.9%)」含め31.6%にとどまり、子どもの経験と親の認識にズレが生じていることが分かった。
不適切なサイトの閲覧ブロックに有効であるフィルタリングサービスについては、「現在利用している(16.1%)」が少なく、利用していない理由として「子どもがインターネットをするときには保護者が近くにいるから」、「どのフィルタリンクサービス/ソフトがよいかわからないから」、「自分の子どもは有害なサイトを見ていないから」などが多く挙げられた。
調査はYahoo!リサーチ・モニターのうち小学4年生〜高校生の第1子を持つ保護者を対象にウェブ上のアンケートで実施したもの。調査期間は2月9日〜13日。有効回答は3万1962人。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」